全国障害学生支援センター 団体紹介リーフレット(テキスト版) (表紙=p1) ●イラスト:空に風船2つと虹 少しの工夫 まわりの理解 全国障害学生支援センター  先輩たちの体験にヒントが!  あなたの大学受験や学生生活を応援します! 障害学生、ご家族、高校や大学の先生などお気軽にお問い合わせください。 ●イラスト:車いすに乗った女の子が本を読んでいる様子 ●イラスト:ピンクのリボンにのせて あなたの夢のサポーター 電話・FAX 042-746-7719 URL http://www.nscsd.jp (p2) 学びたいときに 学びたい場所で 自由に学べる社会を作るために  ~ 活動のご案内 ~  センターは、障害をもちながら大学に進学し、卒業した当事者が中心になって活動しています。道を切り開いてきた先輩たちの経験を活かし、当事者の気持ちに寄り添った支援をしているのが特徴です。障害をもつ学生さんはもちろん、ご家族の方、高校や大学の教職員、企業の方など、当事者の視点でのサポートを必要とされる方は、お気軽にお問い合わせください。 大学への調査と『大学案内障害者版』の発行  全国すべての大学に障害学生の受け入れ状況調査を実施。障害学生だったらどんな情報を知りたいか?を真剣に考えて調査をしています。そこで集めた情報は、書籍『大学案内障害者版』とホームページで公開。どの大学が障害学生を受け入れ、どんな支援をしているかを詳しく知ることができます。受験生はもちろん、学生生活に不安を持っている方、将来、大学進学を考えてみたい方、大学や企業で障害者の支援をしている方にもおすすめです。※調査と書籍の発行は2~3年おきの実施です。 ●写真:書籍『大学案内2008障害者版』 機関誌『情報誌・障害をもつ人々の現在』  年4回の発行で、障害をもつ「先輩からのメッセージ」が大好評。受験や学生生活など、各号にテーマを設けています。障害学生の具体的な様子を知りたい方におすすめです。自分のしてきた経験を後輩に伝えたい、社会に向けてメッセージを発信したい、という当事者の思いが込められた、当事者が発信する言葉がいっぱいの機関誌です。点字版・テキスト版(データ)も同時発行。 ●写真:2009年度発行の情報誌 書籍『みんなの思いが明日をひらく 障害学生からのメッセージ』  情報誌の中の「先輩からのメッセージ」をまとめた本です。障害学生の、自分らしい生活を組み立てている様子が、生き生きと描かれています。「障害をもちながら大人になるってどういうこと?」という漠然とした不安をお持ちの方もそうでない方も、読み物としておすすめです。 ●写真:書籍『障害学生からのメッセージ』 (P3) 相談・情報提供事業  大学で学び、障害をもつ個人としても日々生活しているスタッフが、その経験を活かしてご相談に応じています。スタッフ自身、いろんなことに悩み、試行錯誤を重ねています。だからこそ共有できる気持ちを大切に、じっくりとお話を聞かせていただければと思います。お互いに話をする中で、よりよい受験方法、学生生活の過ごし方、日常生活での工夫などについて、一緒に考えていきましょう。また、大学への調査から得たデータをもとに、一人ひとりのニーズに合わせた情報提供も行っています。 お気軽にご相談ください  自分にあった受験方法は?  学生生活で必要な支援を受けるには?  日常生活での工夫や福祉制度の使い方は?  他にも 学生生活の具体的なイメージが持てない、何となく不安…など 「障害をもつ学生交流会」の開催  障害をもつ高校生や大学生、大学を卒業した先輩が参加する交流会を開催しています。年齢や障害の違いを超えて、受験のこと、学生生活や日常生活のこと、将来のことなどについて話し、情報交換できる貴重な場になっています。当事者同士だから共有できる思いを大切に、障害をもつ学生や卒業生が交流会を作ってきました。当事者同士がつながってお互いにサポートし合う、これも交流会の大きな目的です。 ●写真:障害をもつ学生交流会の様子 障害学生メーリングリストの運営  全国で学ぶ障害学生のための情報交換の場を設けています。自分たちの活動を仲間に伝えたり、困ったときに同じ立場の学生同士で相談したりできる場です。先輩から後輩へ、いろいろなノウハウが受け継がれる場として、また自由に新しいものを発信できる場として発展させていければと思います。 ★ 学生さんの声 ★ ・大学に行ってみよう!『大学案内障害者版』が私の生き方を変えてくれました。 ・もっと気楽に考えていいんだ!障害学生の仲間と出会うことでそう思えるようになりました。 ・障害があってもなくても、みんな同じなんですね!障害をもつ人と出会って初めて気づきました。  センターでは、障害をもつ学生さんや当事者の提案・自発的な取り組みを大切にしながら活動を作り出し、発展させていきたいと考えています。障害学生や卒業生など、先輩の力をぜひ貸してください! (裏表紙=p4) 活動にご協力を!  当センターは1999年に発足しました。障害者スタッフが中心となって運営し、地域のボランティアの方にもお手伝いいただきながら活動しているボランティア団体です。国や自治体からの公的補助はまったくなく、現在も資金・人手ともに、ぎりぎりの状況です。そんな中でも活動を生み出し、続けられているのは、みなさん一人ひとりの熱心な支えと、障害学生の声があるからです。  2008年には、これまでの活動実績が評価され、バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰の「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」に選ばれました。私たちの活動目的である「自由に学べる社会の実現」に向けて、更に活動を発展させていくことの重要性を感じています。  そのためには、ボランティアとしてお手伝いいただける方、寄付や賛助会員として資金面でご協力いただける方、企業の方からのご協賛など、みなさまのご支援が欠かせません。当センターの活動にご賛同いただき、未来を担う障害学生を支えるために、ぜひみなさんのお力を貸してください! よろしくお願いいたします。 代表 殿岡 翼(肢体障害) ●写真:車いすに乗った殿岡 ★ 会員のご案内 ★  利用会員:当センターの事業(相談・情報提供など)を利用する方   相談事業と情報提供事業の利用料金が無料になります。   年会費 3,000円  情報誌購読会員:機関誌『情報誌・障害をもつ人々の現在』の購読のみを利用する方   年会費 2,000円  賛助会員:センターの活動に資金面でご協力いただける方   年会費 ひとくち3,000円から 【会員の特典】  ・当センター発行の書籍が2割引になります。  ・機関誌(年4回)をはじめ、センターからのお知らせをお送りします。 ◎★ 利用のご案内 ★ 『大学案内2008障害者版』  定価 6000円 / 障害学生割引 3000円 『みんなの思いが明日をひらく 障害学生からのメッセージ』  定価 1000円 予約相談 1回 1時間1,000円  ※最初のお問い合わせ、および利用会員の方は無料 ★ 会費・寄付などの振込先 ★  ゆうちょ銀行   振替口座 00160-6-156240  加入者名 全国障害学生支援センター  みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。 全国障害学生支援センター 電話・FAX 042-746-7719 E-mail  info@nscsd.jp 〒252-0318 神奈川県相模原市南区上鶴間本町3-14-22 田園コーポ3号室 活動時間 毎週火曜日~金曜日(午前10時~12時、午後1時~4時30分) 詳しくは http://www.nscsd.jp/ ※このリーフレットは、「相模原市社会福祉協議会ボランティアグループ等福祉活動助成」により作成しています。