殿岡 翼 ( 代表理事 )
主担当:調査事業
プロフィール脳性まひによる全身性の肢体障害があり、電動車いすユーザーです。全国障害学生支援センターは1999年4月の設立から26年、一般社団法人化して3年を迎えました。昨年4月から障害者差別解消法が改正され、私立大学を含めすべての大学で合理的配慮が義務化されてから1年が経過しました。大学関係者はもちろん多くの方に一般的にこのことが知られてきており、大学で合理的配慮の実施が伸びてきている分野がある一方で、今なお厳しい環境に置かれ、あらゆる機関から相談を断られ「最後の砦」として当センターの門を叩く障害学生が後を絶ちません。 これらの時代の流れも含めて障害学生支援の現状を定量的なデータとして可視化するのが調査事業です。今年は受験時配慮手続きについて新規質問を追加しており、より詳細に状況が明らかになるよう調査してまいります。 調査事業の実施が殿岡翼の「表の顔」なら、「裏の顔」はデータベース・Web開発になります。当センターではこれらの開発について私を含めたスタッフ・ボランティアが行い、保守・運用も行っています。昨年からは「お客様アカウント」の導入で、セキュリティを保ちながら様々なデータの統合にも取り組み、当センターをよりよく活用いただけるよう進めております。 そして最後の顔が「団体経営者としての顔」になります。当センターが確固たる経済的基盤を確立していくため、本格的に経営に取り組んでおります。今年も各地にスタッフが増えてきており、各事業が活発になってきております。みなさま各事業・各スタッフの取り組みにぜひご注目ください。
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殿岡 栄子 ( 事務局長 )
主担当:相談・情報提供事業
プロフィール視覚障害(全盲)で、盲導犬ユーザー、2児の母です。事務局長としてセンターでの事業すべての実務に携わっており、様々なお問い合わせにも対応しています。特に相談を利用される会員の方が増えてきました。大学を目指す皆さんは、できるだけ早い時期に、可能であれば高校1、2年生のうちからご相談ください。大学への合理的配慮の申請や、入学前の相談に関するアドバイスを行っています。また、入学が決まりましたら、大学に配慮を申請される前にご相談いただくと、大学との建設的対話がスムーズに行えます。月に1度第3土曜日の午後に、障害学生相談会も開いております。困ったことやお話ししたいことがありましたら、いつでもお問い合わせください。本年度もよろしくお願いいたします。
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木村 由美 ( 事務局次長 )
主担当:学生交流事業
プロフィール私の障害・特性は肢体、視覚、言語に障害があり、てんかんや、アレルギーという特性を持った当事者で社会福祉士です。日常は私からの発言はノートパソコンの画面、もしくはチャット機能で文字表示することで意思伝達をし、電動車いす等の機器もフル活用しながら楽しくのんびり一人で生活しています。センターでの私の仕事は大きく分けて2つです。1つは学生交流事業の主担当をやっております。主な業務はセンター恒例の交流会はもちろん、ミニ交流会(オンライン・原則として奇数月第2日曜日の14時から15時)の企画もしています。またFacebook上ではありますが(障害学生ネットワーク)という交流の場の管理者の一人です。誰かと繋がりたい、自分以外の障害の人はどうしているのだろうと思った時にはお気軽にご参加ください。もう1つは、事務局次長という立場で、多事業に関わることはもちろん センター全体の動きにも目を配っています。皆さんが楽しく、豊かに学び、生活できるよう尽力していきたいと思います。 よろしくお願いします。
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雪 琢馬 ( 運営スタッフ )
担当:情報誌発行事業
プロフィール運営スタッフの雪琢馬です。障害は脳性麻痺で、普段は歩いていますが外出時には車いすを使用しています。今回からwebになった情報誌でも引き続き「共にいきる」を連載していきます。今年度もよろしくお願いします。
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瀬戸山 陽子 ( 運営スタッフ )
主担当:情報誌発行事業
プロフィール学生時代の脳外手術で歩行障害になり、クラッチを使っています。当時は看護学生で、センターとつながって様々なことを教えてもらいながら大学を卒業できました。現在は、都内医療系大学の教員をしており、障害のある医療系学生・医療者に関する研究を行っています。センターでは「情報誌・障害をもつ人々の現在」の担当です。今年度から情報誌がウェブ上で公開されるようになり、どなたでも読んでいただけるようになりました。毎号、「先輩からのメッセージ」や、書籍紹介、センタースタッフによるコラム、活動紹介など魅力的な記事が目白押しです。1人でも多くの方にウェブ上で気軽に情報誌を読んで頂けるように、SNSなどでの広報活動も行っていきたいと思います。情報誌で取り上げてほしいテーマのご要望などもお待ちしています。
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小松 浩 ( 運営スタッフ )
監事 担当:啓発・広報事業
プロフィール小松浩です。障害名はADHDです。特技は折り紙で、元折り紙講師の資格を持っていました。これまで折り紙を通じていろんな人とつながってきました。当センターでもイベントで折り紙を教えられたらいいなぁと思っています。また今年3月に、放送大学の情報コースを卒業、これで3回目の卒業で、4回目の入学を予定しています。センターの活動以外には、就労移行支援を受けており、子供相手の仕事につきたいと思っています。よろしくお願いします。
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田辺 晃一 ( 運営スタッフ )
啓発・広報事業副担当
プロフィール私は活動を始めて3年目に入りました。センターのsns(x、Facebook)で毎日様々な情報を発信しています。ぜひご覧ください。また障害学生交流事業にも携わっています。今年度もよろしくお願いします。
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江連 領介 ( 運営スタッフ )
担当:事務局、調査事業
プロフィールこのたび運営スタッフになりました江連領介です。軸索型ギランバレー症候群を患う身体障がい者です。2015年に発症し、全身麻痺となり今でもリハビリを続けながら社会復帰を目指しています。自分の生涯を振り返った時に「障がいを患って良かった」そう思えるような人生を送りたく、当センターの門を叩き現在に至ります。事務局として資料作成や動画の編集、調査事業の分析作成、相談の入力作業を中心に活動しています。宜しくお願い致します。
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川㞍 浩史 ( 運営スタッフ )
副担当:学生交流事業
プロフィール皆様、こんにちは。これまで活動スタッフでしたが、今年3月に運営スタッフとなりました。学生交流事業では副担当として、企画・運営を行っております。また情報誌発行事業では記事の校正をするほか、相談・事業にも携わるようになりました。まだまだ未熟な点もございますが、できる限りの力を尽くし、皆様、そして当センターに貢献していきたいと、心新たに決意しております。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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東 真樹 ( 活動スタッフ )
担当:学生交流事業
プロフィール東 真樹です。趣味はハンドサッカーです。センターでは、クリスマス会とか流しそうめん大会とかイベントをしたいです。
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木藤 宗 ( 活動スタッフ )
担当:調査事業
プロフィール調査事業担当の活動スタッフとして、毎年『大学案内障害者版』出版に向け調査サイトなどのシステム作りをしています。発達障害(ASD・ADHD)があり、就労移行支援の実習の際に当センターに出会い、以降障害者雇用で働きながら、当センターの活動にリモートワーク中心で参加しています。調査内容の拡充・改善のためのシステム作りを通して多くの大学から回答を頂き、充実した内容の『大学案内障害者版』の出版を目指したいと思っています。
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殿岡 息吹 ( 活動スタッフ )
担当:広報事業、事務局
プロフィール22歳、障害は発達障害(自閉スペクトラム症)です。親元を離れて自立生活を始めてもうすぐ2年になります。オンラインで、センターの活動の広報先となる名簿のデータベースを更新する仕事をしています。よろしくお願いいたします。
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小林 春彦 ( 活動スタッフ )
担当:啓発・広報事業
プロフィール私は18歳の脳梗塞の発症により、様々な障害を後遺症として重複して抱えています。身体機能の面では左半身麻痺、両眼の視野狭窄。脳機能障害の面では半側空間無視や失認といったものから、てんかんなどです。受傷後に、東京大学が主催するDO-IT Japanというプログラムと出会い、第1期生に選抜されました。現在は自身の体験を踏まえ、各地で講演活動や文筆活動を行っています。活動スタッフとしては、広報担当として、当センターの活動や障害学生の高等教育について多くの方に知っていただけるよう、資料配布などを行っていきます。またセンターの主催イベントで皆さんにお話しさせていただける機会もあるかと思います。よろしくお願いいたします。
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福田 由紀子 ( 活動スタッフ )
担当:調査事業
プロフィール大学院で高等教育について学んでいます。研究のテーマは大学における障害のある学生の支援についてです。みなさんと一緒に、あんなことができるかな、こうなるといいな、と考える時間が、とても楽しいです。
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箕輪 順太 ( 活動スタッフ )
担当:学生交流事業、調査事業、相談・情報提供事業
プロフィール桜美林大学4年の箕輪順太です。現在リベラルアーツ学群で心理学について学んでおり大学院進学を目指しています。脳性まひによる身体障害を抱えており車いすで生活をしています。センターの活動には大学一年生の頃から参加しています。大学の授業の中でボランティア活動が必須だったので、自分に合ったボランティア活動を探していると、障害学生支援センターの活動が見つかりました。私も身体障害があり大学進学の時様々な支援を受けてきました。そして、自分も進学を目指す方のお役に立てればと思いこちらの活動に参加させていただきました。現在は活動スタッフとして、障害学生交流会の企画運営、調査事業でのパソコン入力作業などを行っています。今度は大学案内の制作や学生相談にも携わっていきたいと思います。
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川北 真詩 ( 活動スタッフ )
担当:学生交流事業
プロフィール2025年の9月からマレーシアの大学に進学予定の川北真詩です。 ホスピタリティを専攻する予定です。発達障害と遺伝子疾患の難病があります。 学生交流事業担当として、後輩の子達に少しでも役に立てるように、頑張っていきたいと思います。
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篠田 将承 ( 活動スタッフ )
担当:学生交流事業
プロフィール福岡県出身です。脳性麻痺、車椅子利用者で、大分県の大学で経営学を専攻していました。よしくお願いします。
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