共にいきる 一つの時代“嵐”

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雪 琢馬

今年2026年5月31日(日)をもって、国民的アイドルグループ「嵐」が活動を終えました。皆さんはどう感じたのでしょうか? もっとやってほしかった? それとも「ありがとう!」なのでしょうか?

自分は今、なにわ男子が大好きで、その中でも道枝駿佑が推しのアイドルですが、自分の原点は紛れもなく嵐です。自分は小中学校の頃、モーニング娘。に興味を持った時期もありましたが、自ら好きになったアイドルはいませんでした。それが高校生になって、親友に嵐を勧められたことがありました。最初は「なんとなく“嵐”という名前を聞いたことはあるが、どんな歌を歌っているのだろうか?」という感想でした。そこで友人からCDを借りて聴き始めたら、「この曲、知っている!」という曲が多く、そこからはまっていきました。そしていつしか「嵐のコンサート、行ってみたい」と思うようになり、大学生の時に叔母と初めて嵐のライブに行きました。それまでにも他のアーティストのライブに行ったことはありますが、自分が好きなアーティスト、会いたい、生で歌を聞きたいと思って初めてライブに行ったのは嵐が最初です。先述の通りにそれまでの自分は今でいう「推し活」をしてこなかったので、誰かのアーティストを応援することがこんなにも楽しいのか、そしてそのアーティストの曲が自分の人生の場面にリンクする素晴らしさを教えてくれたのは嵐です。

一時期、嵐のシングルを追えていない時期もありましたが、それでも自分の高校生時代は嵐一色で、今も嵐の曲は大好きです。時代に合わせて素敵な曲を出してくれて、自分の人生の場面ごとに嵐の曲がありました。

2020年末に活動休止となり、その後4年半の休止期間を経て、最後のライブツアーが行われました。休止後、周囲からは「嵐はもうやらないんじゃないか?」という意見もありましたが、自分はまたいつかやるのではないだろうかと思い、ファンクラブを継続し続けていました。そしてラストツアーが発表されたときは、とても嬉しかったです。

今、自分はなにわ男子が好きですが、それでも自分の原点である嵐がもう一回コンサートをしてくれる。好きなアーティストは変わっていくが、それでも青春とともに過ごした嵐であります。そして、自分は嵐の演出はアイドルグループの最先端だと考えている分、あの最高のクリエイティブグループを見ることができることに興奮しました。

自分は4月に東京ドームに見に行き、5月31日の最後のライブは家で家族と配信で見ました。最後の最後まで最先端の演出で、ファンのことを想ってくれて、そして感謝を伝えてくれたことが嬉しい気持ちでした。

そして思ったことは、嵐が活動を終えるのは、今がベストタイミングなのだろうなということです。それは年齢であり、彼らが担ってきた国民からの期待を考えたとき、彼らが笑顔で終えるのは間違いなく今なのだと思います。本音を言えばこれから40代、50代、60代になった嵐の歌を見たい、またライブに行きたいという気持ちはあります。それでも不思議と5月31日に家族で最後のライブを見たとき、「もっと見たい」という感情より何倍、何十倍、何百倍の「嵐、ありがとう」という気持ちで幸せな気持ちで満たされていました。

少し寂しい気持ちもありますが、嵐が四半世紀という長い年月の中で、日本の一つのカルチャーを成長させ、老若男女を問わず多くの人々に希望とエールを与え続けていたのは事実です。

だから今、自分は「ありがとう」。その言葉に尽きます。