6.助成金単年度事業など
<イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン>
イオン相模原ショッピングセンターのご協力により、毎月11日の「イオンデー」に来店されたお客様のレシートを当センターの募金ボックスに入れていただくと、その合計額の1%分がギフトカードとして寄付されます。今年度は洗剤・トイレットペーパーなどの消耗品、文房具などの事務用品を購入し、有効に使わせていただきました。
<総合型選抜等、多様な入試形態での障害学生に対する合理的配慮>
「2023年度NHK歳末たすけあい配分金(社会福祉法人 神奈川県共同募金会)」の助成により、以下の事業を実施しました。
事業実施の目的:当センターの「大学受け入れ調査」では、主に一般入試における障害学生に対する合理的配慮について長年調査してきました。一方、障害者枠の特別選抜試験についても調査項目を設けてきましたが、回答数が非常に少ない状況です。近年、総合選抜型入試による各大学で特色のある受験形態が取り入れられるようになり、それらの受験での合理的配慮についての情報が求められるようになりました。そこで多様な受験形態での合理的配慮について調査し、その実施状況と課題を明らかにすることで、障害学生の受験時の選択肢を広げていくことを目指します。
1.「大学における障害学生の受け入れ状況に関する調査2024」(2024年7月~12月実施)では、学校推薦型選抜試験、総合型選抜試験での受験可否および合理的配慮について、新しく調査項目を追加しました。その結果を『大学案内2026障害者版』(2025年2月10日発行)およびホームページ「大学案内ウェブ情報サービス」で公開しました。また上記調査の分析については『情報誌・障害をもつ人々の現在』に掲載継続中であり、ホームページで公開予定しています。
- ① 様々な障害のある当事者の体験記を『情報誌・障害をもつ人々の現在』に掲載しました。
- ② ①と、当センターに寄せられる相談事例に基づき、障害学生の大学での受験・学内支援における現状と課題について、学生の個別相談や「障害学生相談会」および「障害学生交流会」等で紹介しました。